2024年の年が明けました。
元旦そうそう大きな地震に見舞われ、今年はどんな年になるのかと 不安の中を過ごされている方々もいらっしゃるかと思います。自然災害はいつ起こるかわからないと改めて思い知らされました。
新年。現在は太陽暦が用いられ、365日で一年(4年に一度2/29閏日で調整)毎年1月1日が元旦となっています。
それ以前は旧暦と言われる太陰暦(日本は太陰太陽暦)が用いられていましたが、朔望(新月を1日満月を15日)を基準にしていたためどんどんズレが生じます(閏月13月で調整)
旧正月という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、旧暦のお正月のこと。今のように便利ではなかった時代、旧正月はお嫁さんが一息つける期間でもあったようです(日本で太陽暦が採用されたのは明治5年)
ちなみに今年2024年は2月10日が旧正月、中国では春節のお祝いをしているのをTVなどでご覧になった事があると思います。
他にもマヤ暦では2023年10月21日から新たな260日サイクルが始まっています。新年の始まりというところでしょうか
新年といっても様々な暦がありますね。
そして身近なところでもう一つ。二十四節気(にじゅうしせっき)というものがあります。太陽の日長変化や太陽の光量に関わる暦で、自然に関する暦です。立春や冬至といった文字を目にした事があると思います。二十四節気において立春は春の始まりであり、新たな年の始まりとされています。
立春とは春の気が立つ日、春の気配ですね。
気配とはハッキリとは見えないけれど なんとなく感じるもの…今年の立春は2月4日、日差しの心地よさや何か動き出したくなる様なウキウキやソワソワといった空気感。立春以降感じてみて下さいね。
と、ここで二十四節気繋がり。
宇宙元旦!
二十四節気を見ていくと春分があります。彼岸のお中日でもありますが、この春分こそ宇宙元旦です。春分とは太陽が黄経0度の春分点を通過する時刻、その時刻を含む日のこと。春分点は牡羊座0度。 12星座の始まりの日です。
※ 現代の日本では、太陽黄経が315度になった瞬間が属する日を立春としています。
by 陽葵乃